「転職は何年目が一番いいの?」
「3年は働かないと、まずいかな…」
「今の年次で動いて、早すぎない?遅すぎない?」
- 転職したい気持ちはあるけれど、何年目で動くのが正解なのか分からない
- 「とりあえず3年」と言われて、動けずにいる
- 実際に何度か動いた人が、年次をどう考えたのか知りたい
そんな風に感じていませんか?
「何年目がベスト」という正解を探しすぎて動けなかったり、逆に、年数だけで決めて「思っていたのと違った」となったりするのは、とてももったいないことです。大切なのは、年数よりも、何を基準に決めるかだと思います。
大阪在住、理学療法士10年目のメロンです。病院→介護老人保健施設(老健)→訪問看護ステーション→病院と、3回の異動・転職を経験し、年収110万円アップを達成しました。2人の子どもの育児にも奮闘中です。
この記事では、3回の異動・転職を、どれも約3年で決めた私が、年数を判断材料にしなかった理由と、実際に動いたときの流れをお伝えします。
読み終える頃には、「何年目で動くか」より大事な判断軸が分かって、自分の年次を、落ち着いて考えられるはずです。
結論からお伝えすると、私は、「何年目か」ではなく、「やりたいことが今の職場でできているか」で決めました。ただし、訪問に転職したい場合は、一定の臨床経験があると安心です(後ほど詳しく書きます)。以下はすべて私の場合の体験談と、個人の考えです。
結論|転職は「何年目」より「やりたいことが今の職場でできているか」で決めた
私は、これまでに3回、異動・転職をしました。在籍は、どれも約3年です。でも、「3年たったから動こう」と考えたことは、一度もありません。
「3〜5年目がベスト」「1〜3年目は時期より職場選び」など、年次の目安は、ネット上にたくさんあります。参考にはなりますが、人によって、状況もやりたいことも違うので、私は年次より、自分の気持ちを優先しました。
私の職歴|3回動いた時期と、在籍年数
私の職歴を、「入職何年目か」で整理すると、次のとおりです。
出典:筆者の実体験(個人の事例)。在籍期間は目安です。
- ①病院:新卒で入職して、3年4か月
- ②老健:PT4年目に、同じ法人内で異動して、3年2か月
- ③訪問看護ステーション:PT7年目に、エージェント経由で転職して、2年11か月
- ④病院:PT10年目に、異動して現在に至る
どれも、3年前後です。ただ、これは「たまたま」です。転職回数や在籍期間の考え方は、こちらの記事にも書いています。
理学療法士の転職回数は多くても大丈夫?4つの職場で働いた私が、不安がなかった理由
判断材料は「年数」ではなく、やりたいこと
私が動いたきっかけは、いつも「やりたいこと」「働きたい形」が変わったときでした。
- 年収を増やしたい
- 今とは違う業態で働きたい(病院から老健、老健から訪問看護へ、など)
こうして、「今の職場でできること」と「やりたいこと」を比べて、ズレが大きくなったときに、動きました。勤続年数やPT何年目かは、判断材料に入れていません。
訪問看護への転職の経緯や、年収の変化は、こちらの記事で紹介しています。
【体験談】理学療法士が訪問看護へ転職して年収100万円アップ、その裏側にあった大変さとやりがい
動くまでの流れ|1年以上前からぼんやり考え、決意してから1か月未満で行動した
私の場合、動くまでの流れは、3回とも似ていました。
- 1年以上前から、ぼんやり考える(「そろそろ変えたいな」「次はこんな働き方がしたいな」)
- 決意して、妻に相談して、了承をもらう
- 了承をもらったら、すぐ行動する(転職エージェントへの登録や、異動願い)
決意してから行動までは、3回とも1か月未満でした。
ぼんやりでも、先の働き方を想像しておくと、動くと決めたときに、迷わず行動できます。
家族の事情で待った|老健から訪問看護は、妻の希望で少し遅らせた
「動きたい!」と思っても、すぐに動けないこともあります。私の場合は、老健から訪問看護への転職がそうでした。
本当は、もっと早く転職したかったのですが、子どもが小さかったため、妻から「もう少し待ってほしい」と言われました。家族と話し合って、転職を遅らせてもらいました。話し合った結果なので、今も、納得しています。
家族との相談や、入職時期を調整した経緯は、こちらの記事にまとめています。
理学療法士の転職成功体験|エージェント3社を比較して家族と相談し、年収100万円アップした全記録
理学療法士「初めての転職どうしたらいい?」準備から退職・引き継ぎまで8ステップ全部を公開します
異動と転職は、動くタイミングの決め方が違った
同じ「動く」でも、異動と転職では、タイミングの決め方が違いました。
- 異動(1回目・3回目):現職の上司に相談して、上司と異動先のスタッフが、時期を調整してくれました。異動の希望時期は、エージェントにも聞かれましたが、実際は、上司が言うタイミングまで待ちました
- 転職(2回目):内定が出てから、上司に退職の希望を伝えました。転職活動は、家族にしか話していませんでした
退職を伝えるときの話し方は、こちらの記事に書いています。
【体験談】理学療法士の退職理由の伝え方|上司・面接・利用者さんに、2回の転職で実際どう話したか
「3年は働くべき?」への私の答え|決まりはありません
「1つの職場で、最低3年は働かないといけない」という話を、聞いたことがある方も多いと思います。私の答えは、「そんな決まりはない」です。
私の周りのリハビリ職にも、3年未満で転職や異動をした人が、何人もいます。みんな、トラブルなく働いています(私の周りの例です)。
(ただし、これは「年数をまったく気にしなくていい」という意味ではありません。次の見出しのように、転職先によっては、一定の経験が求められる場合があります。)
ただし、訪問に転職したいなら、数年の臨床経験があると安心です
ここは、誤解のないように、書いておきます。
訪問は、1人で現場に出ます。そのため、リスク管理・判断力・対応力が、ある程度求められます。実際、求人の応募条件に、「PT5年目以上」「臨床経験3年以上」などと書いている会社も、あります。
- 条件は、事業所によって違います(「訪問未経験歓迎」「新卒可」と書いている求人もあります)
- 応募する前に、各求人の「応募条件」を、必ず確認するのがおすすめです
- 私は、病院と老健で経験を積んだあと(老健では訪問リハビリを約3年経験)、PT7年目で、訪問看護ステーションに転職しました
私の意見としては、訪問に転職したい場合は、病院などで数年の臨床経験を積んでおくと、入職後に、安心して判断できると思います。(あくまで個人の意見です。事業所によって、教育体制は違います)
訪問リハビリの仕事内容や、入る前に確認したいことは、こちらの記事に書いています。
【体験談】訪問リハビリの理学療法士の仕事内容|病院との違い・インセンティブ・転職前の確認ポイント
何年目で動くか迷っている人へ|年数ではなく、3つの問いで考える
「何年目で動くか」で迷ったときは、年数の代わりに、次の3つを、自分に聞いてみてください。
- 今の職場に、満足しているか
- やりたいことが、今の職場で実現できているか
- 次に、どんな働き方がしたいか(ぼんやりでも大丈夫です)
この3つに、はっきり答えられないときは、情報収集から始めるのもおすすめです。動くかどうかは、そのあとで決めても遅くありません。優先順位の決め方は、こちらの記事にもまとめています。
【体験談】理学療法士の転職で後悔しない3つのポイント|転職して分かった想定外と反省も紹介します
まとめ
- 私は、「何年目か」ではなく、「やりたいことが今の職場でできているか」で動いた(3回とも約3年は、たまたま)
- 1年以上前からぼんやり考え、決意してから1か月未満で行動した
- 家族の事情で、待つこともある(私は、妻と話し合って遅らせた)
- 「1社に3年」という決まりはない(私の周りも、3年未満で動いている)
- 訪問に転職したいなら、数年の臨床経験があると安心(求人の条件は事業所で違うので、応募前に確認する)
年数よりも、今の自分に合っているかどうか。それが、動くタイミングを決める、いちばんの基準だと感じています。(あくまで個人の体験と意見です)
「動くかどうか」を決める前に、求人や条件を知っておきたいときは、転職エージェントに相談するのも、一つの方法です。
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