転職・年収・働き方の体験談を発信中|フォローはこちら

働き方・給料 PR

【体験談】理学療法士が年収を上げる方法|4つのレバーと交渉・市場価値の作り方

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • 「頑張ってるのに給料が増えない」
  • 「賞与って結局、基本給で決まるの?」
  • 「転職すれば上がるのは分かる。でも失敗はしたくない…」

そんな風に感じていませんか?

忙しい30代の理学療法士ほど、”根性”ではなく”何を伸ばすか”で年収が変わります。闇雲に頑張っても、どこを狙えばいいか分からなければ年収は上がりません。

大阪在住、理学療法士10年目のメロンです。病院→介護老人保健施設(老健)→訪問看護ステーション→同法人の病院と、3回の異動・転職を経験し、年収110万円アップを達成しました。2人の子どもの育児にも奮闘しながら、その経験をもとに転職やリハビリ業務の悩みに向き合う方の力になりたいと思い、このブログを書いています。

この記事では、年収を分解する「4つのレバー」の考え方、賞与の仕組み、レバーごとの具体的な戦略を、私自身の実体験を交えて紹介します。読み終える頃には、「何を上げればいいか」が明確になり、今日から動ける形が見えているはずです。

先に結論をお伝えします。年収を上げるには、まず「何を伸ばすか」を最初に決めることが近道です。年収の分解から見ていきましょう。

結論:年収は「4つのレバー」で上がる

年収アップの4つのレバー:基本給・賞与・手当・残業代/インセンティブ

つまり年収UPは、「基本給」か「賞与」か「手当」か「働き方(残業/インセン)」のどれを上げるかを決めるゲームです。闇雲に頑張っても上がりません。

賞与は基本給で決まる?→”会社のルール次第”が答え

よくある誤解がここです。

賞与は「法律で必ず支給」ではない

賞与は、就業規則・賃金規程・雇用契約に「支給する」「算定方法」が書かれてはじめてルールになります。だから同じ職場でも、査定や業績で差が出ます。

でも実務上は「基本給◯ヶ月分」が多い

多くの職場では、賞与のベースを次のように決めています。

  • 基本給×◯ヶ月
  • (基本給+役職手当)×◯ヶ月
  • 評価点×係数(+業績)

つまり「基本給が高いほど賞与も増えやすい」のは事実です。ただし、どの手当が算定に入るかは会社ごとに違います。

メロン
メロン
正直に言うと、私自身は賞与の評価をあまり意識してきませんでした。自分が働いていた職場では、評価と賞与の連動があまりなく、頑張っても頑張らなくても賞与の額はそれほど変わらない実感があったからです(これは自分の職場での話で、会社によって違います)。

だからこそ、まず自分の職場の賞与が「何で決まるか」を確認することが、戦略を立てる前の大前提になります。

ここだけ確認すればOK(5分でできる)

あなたの職場の賞与が「何で決まるか」は、まずここを確認してください。

  • 就業規則: 賞与の支給条件
  • 賃金規程: 算定基礎(基本給だけ?手当も?)
  • 人事評価制度: 賞与への反映割合

これが分かると、次の戦略が”的外れ”になりません。

年収を上げる7戦略

1給与テーブルと評価項目を入手する(最優先)

年収が伸びない人の共通点は、上げ方が分からない状態で頑張っていることです。

やることは、上司や人事に「評価の観点」を聞くこと、昇給条件(何を満たすといくら上がるか)を確認すること、可能なら給与テーブル(等級表)を把握することです。

聞き方の例:「来期、昇給・賞与評価を上げたいです。評価で見られる項目と、伸ばす優先順位を教えてください」

ここで曖昧な返事なら、次の戦略(転職)を強めた方が早いです。

2基本給を上げる交渉は「タイミング×材料」で勝つ

交渉が苦手でもOKです。ポイントは“いつ・何を出すか”。

タイミングの鉄板は、人事評価の直前(期末/半期末)、役割が増えた直後(担当増・新人指導・係など)、内定・オファーを持っているとき(転職も視野)です。

材料としては、数字(担当件数、稼働率、加算、キャンセル率改善など)、役割(新人教育、チームの仕組み化、業務改善)、代替困難性(あなたが抜けると回らない領域)が効きます。

メロン
メロン
正直に言うと、私自身は転職時の年収交渉を自分で直接やったわけではなく、エージェントに任せました。結果として年収は430万円から450万円に、20万円アップしました。エージェントが具体的に何を交渉材料にしたのかは詳しくは分かりませんが、やり取りの中で自分の強み(後述する「リハビリ業務以外の実績」)を伝えていたので、それが反映されていたのだと思います。5月中旬に、内定の報告と同時に「年収交渉が成功した」という報告をもらいました。

自分で交渉するのが苦手でも、材料さえ渡せればエージェントが代わりに交渉してくれるというのは、覚えておいて損はないと思います。

3手当は「取りに行くもの」:役割・資格・働き方で増える

基本給が上がりにくい職場でも、手当は伸びやすいです。

狙い目は、役職/リーダー手当(小さくても固定で効く)、訪問関連(訪問手当・インセン)、認定資格(呼吸・心リハ・福祉住環境など”職場で使う資格”)です。

コツは、「資格を取る」より先に、今の職場(または転職先の職場)で資格手当がつくかどうかを確認することです。例えば「呼吸器認定療法士の資格を持っていると資格手当が月2万円支給される」というように、資格ごとに手当の有無・金額は職場によって大きく異なります。資格以外にも、そもそも何が評価対象で、何が給与アップに反映されるのかを先に確認し、そこに注力するのが遠回りしないコツです。

正直に言うと、個人的には認定理学療法士は「年収を上げる」という目的だけで取りに行くと、あまり割に合わないことが多いと感じています。取得には指定研修カリキュラム(eラーニング)や臨床認定カリキュラム(教育機関での受講)、学術研修大会への参加などが必要で、まとまった時間がかかります。さらに取得後も5年ごとの更新があり、更新には症例検討会や研修会への参加、論文業績など、協会が定める点数基準を満たし続ける必要があります(詳細は日本理学療法士協会の公式サイトを参照してください)。資格手当だけを目的にすると、かけた時間に対して見返りが小さく感じやすいということです。もちろん、専門性を追求したい、自分の強みにしたいという目的であれば、取る価値は十分にあると思います。

4賞与を増やすには「評価の攻略」がいちばん効く

賞与が評価連動なら、頑張り方を変えるだけで差が出ます。

やることは順番が大事です。評価項目を聞く、上司と「今期の目標」を合意する(紙に残す)、中間面談で軌道修正する、期末は”自己評価メモ”を提出できる形にする、という流れです。

評価が上がりやすい行動としては、チームの”面倒な仕事”を仕組みにする(共有化・テンプレ化)、新人が迷うポイントを資料化する、クレーム・ヒヤリハットを減らす改善、記録時間短縮など職場に利益が残る改善が挙げられます。

賞与は「良い人」より「成果が見える人」が強いです。

5働き方の最適化で「実質年収」を上げる(消耗を減らす)

同じ年収でも、消耗の度合いが違うと、人生の満足度は大きく変わります。

見直す項目は、残業の”発生源”(記録・移動・会議・書式)、訪問なら(ルート、単独訪問開始時期、キャンセル時の扱い)、休日(土日出勤の頻度と代休の実態)です。

私自身、前職で固定休からシフト制への変更を主導したことがあります。休みの融通が利くようになったことで、スタッフ全体の働きやすさが変わった実感があります。これは直接年収を上げる話ではありませんが、“実質年収”を上げる働き方の最適化という意味では、意識してよかったと思っています。

6年収を上げやすい転職は「どのレバーが増えるか」で選ぶ

転職=年収UPではありません。上がる人は、”どこが増えるか”を見て選びます。

見極めポイントは、基本給(等級制度があるか・昇給実績)、賞与(算定基礎と支給実績・最低保証の有無)、手当(訪問・役職・住宅・資格)、残業(固定残業の有無・実態)です。

失敗しやすいパターンは、「総支給が高い」だけで飛びつくこと(内訳が弱い)、賞与の”条件”が曖昧なこと(業績次第でゼロもあり得る)です。

私自身、老健から訪問看護への転職では、基本給の交渉(430万→450万)に加えて、訪問リハビリという仕事自体の単価の高さもレバーとして効きました。転職先を選ぶときは、総支給額だけでなく、どのレバーがどれくらい増えるのかを分解して見るようにしていました。詳しい転職の背景は、以下の記事でも紹介しています。

【体験談】理学療法士はオワコン?30代が感じた不安の正体と生き残り戦略5選

7市場価値を上げる(最強だけど、積み上げ型)

短期で上げたいなら転職が早いです。でも長期で伸ばすなら、市場価値の積み上げが最強です。

方向性としては、マネジメント(教育・仕組み化・数値管理)、専門性(疾患領域×実務、実績が語れる)、発信(症例ではなく”制度・働き方・キャリア”の情報発信)、企業系(医療×IT、営業、カスタマーサクセス、研修企画など)があります。副業は職場規定に注意が必要で、まずは「規定確認→小さく始める」がおすすめです。

正直に言うと、私は他の副業はしていません。その代わり、市場価値を上げるために意図的に転職先で実績を積みました。訪問看護への転職を見据えて、老健で働いているときから「訪問リハビリをやりたい」と希望を出し、訪問の実務経験を積みました。それに加えて、リハビリ業務そのものではない実績も意図的に作りました。シフト管理、業務効率化、固定休からシフト制への変更、他職種とのコミュニケーション機会を確保する仕組み作りなどです。こうした「リハビリ業務以外の実績」が転職時の自分の強みになり、結果的に年収交渉の成功にもつながったのではないかと感じています。

実績だけじゃ足りない:「見せ方」を整えるのも年収アップの一部

市場価値(実績)を積み上げても、それが正しく伝わらなければ、内定にも年収交渉にもつながりません。

どんな人にも、強みは必ずあります。ただし「強み」は自分にとってそつなくこなせることなので、自分では気づきにくいものです。世界一得意というレベルでなくても、他の人よりほんの少しできる(点数で言えば50点以上できる)なら、それは立派な強みです。周りから褒められたことや頼まれたことがあるなら、それが強みである証拠です。

この誰もが持っている「強み」をしっかり棚卸しして、面接できちんと伝えられるかどうかで、他の転職活動者と大きく差がつきます。

メロン
メロン
正直に言うと、私が転職活動で意識してやってよかったと思うのは、履歴書作成・面接対策・御礼状の送付といった「見せ方」の対策です。これはエージェントに教えてもらいながら、しっかりと対策しました。私自身、エージェントとのやり取りのなかで、自分では気づけなかった強みを教えてもらいました。「利用者様思いな姿勢を存分にアピールしてきてくださいませ!」と言ってもらえたことで、自分が当たり前だと思っていた関わり方が、実は強みだったのだと気づけました。

実際にどんな内容を書いたか、エージェントからどんな指摘を受けたかは、以下の記事で詳しく紹介しています。

【体験談】理学療法士の職務経歴書の書き方|テンプレ+エージェントの添削で指摘された3つのこと

結果として、採用倍率が高い職場でも自分の魅力を伝えられ、好条件の職場から内定をいただけたのは、実績と見せ方の両方を整えられたことが大きかったと感じています。エージェントとの実際のやり取りは、以下の記事でも紹介しています。

【体験談】PTOTSTワーカー登録後の流れ|連絡・面談・面接対策まで全部見せます

「実績を作ること」と「実績を伝える力を磨くこと」は別物です。市場価値を上げる戦略とセットで、見せ方の対策も忘れずに取り組んでみてください。

忙しい人向け:2週間でやる行動プラン

Day1〜3:現状把握

  • 賞与の算定基礎(規定)を確認
  • 評価項目を上司に聞く(テンプレでOK)

Day4〜7:改善の設計

  • 「成果メモ」を作る(担当増/教育/改善)
  • 来期の目標を上司と合意

Day8〜14:保険をかける

  • 転職サイトやエージェントで相場確認
  • 求人を2〜3件見る(応募はまだでOK)

“現職で上げる”と”転職で上げる”を同時に走らせると、判断がブレません。

あわせて読みたい

【体験談】理学療法士の転職に有利な資格は?資格なしで年収100万円アップした理由

【体験談】訪問リハビリの理学療法士の仕事内容|病院との違い・インセンティブ・転職前の確認ポイント

【体験談】理学療法士の年収を職場別に公開|病院350万・老健380万・訪問看護450万と年齢別の相場

【体験談】理学療法士は生活できない?子ども2人を育てる現役PTの家計のリアルと、見直しでやったこと

まとめ:年収UPは「頑張る」じゃなく「上げ方を決める」

7戦略の中でも、まず効くのはこれです。

  • 評価項目を確認する(戦略1)
  • 基本給or賞与を上げる材料を作る(戦略2・4)
  • 上がらない職場なら、レバーが増える環境へ(戦略6)

私自身、賞与評価はあまり意識してこなかった一方で、基本給の交渉(20万円アップ)と市場価値(リハビリ業務以外の実績)、そして見せ方の対策を組み合わせたことが、転職を通じた年収100万円アップにつながったと感じています。

ちなみに、国税庁公表データを引用した報道によると、日本全体の平均給与は478万円まで上昇傾向にあると言われています。世の中全体が”上がる流れ”にある今だからこそ、あなたも年収アップを取りにいきましょう。

【PR】以下のボタンは、広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。紹介しているサービスは、私が実際に利用したものです。

ABOUT ME
メロン
大阪在住、10年目の理学療法士です。病院→介護老人保健施設→訪問看護ステーション→同法人の病院と、3回の異動・転職を経験し、年収110万円アップを達成!これまでの職歴や転職の経験をもとに、転職やリハビリ業務で悩んでいる方の力になりたいと思い、ブログで日々発信しています。2人の育児にも奮闘中です!笑

この記事が役に立ったら、フォローしてもらえるとうれしいです