「理学療法士って、もしかしてオワコンなのかな…」
SNSや検索でそんな言葉を見ると、不安になりますよね。
30代は現場の中核。
臨床だけじゃなく、後輩指導・委員会・書類・調整役も増える。
さらに家庭やお金の責任が重くなってくるのに、給与は伸びにくい。
“頑張ってるのに報われない感”が強くなりやすい時期です。
先に結論です。
理学療法士という仕事そのものはオワコンではありません。
ただし、何も変えずに消耗し続けると、「自分がオワコン化」(体力・気力・市場価値が削れて逃げ道がなくなる)する可能性があります。
この記事で分かること
- 「オワコン」と言われる理由6つ(構造で整理)
- 自分がオワコン化しそうかの危険サイン
- 30代経験者が今日からできる生き残り戦略5つ
- 7日・30日・90日の具体的な行動プラン
理学療法士はオワコン?先に結論
- 仕事:オワコンではない(需要は続きやすい)
- 働き方:消耗型のままだと30代後半〜きつくなりやすい
- 解決策:環境・武器・収入源を“設計”して選択肢を増やす
不安をゼロにするより、
「不安でも動ける状態(選択肢がある状態)」を作るのが最短です。
まず確認:あなたが“オワコン化”しやすい危険サイン7つ
当てはまるほど、対策の優先度が高いです。
- □ 残業が常態化して、回復する休日がない
- □ 体の痛み(腰・肩・睡眠)が増えたのに放置している
- □ 役割が増える一方で、評価や給与が変わらない
- □ 「次の職場(領域)で何がしたいか」答えが出ない
- □ 求人を見ても相場が分からず、なんとなく避けている
- □ 収入源が1つだけで、辞められない不安が強い
- □ “できる人扱い”で仕事が集まり、断れない
1つでも刺さったら、この記事の後半はそのまま使えます。
理学療法士がオワコンと言われる6つの理由(構造で整理)
ここは感情じゃなく構造で整理します。
理由が分かると、対策も見えてきます。
1) 人数が増えて「供給過多」に近づいている
「資格があるだけ」だと差が出にくい時代です。
起きやすいこと
- 条件の良い職場ほど採用が厳しくなる
- “替えが効く”扱いになりやすい
回避のコツ(最短)
- 武器を1つ作る(後述:一点突破でOK)
2) 年収が伸びにくい(頑張りが反映されにくい)
夜勤やインセンが少ない職場が多く、年収が頭打ちになりがちです。
評価が曖昧だと、頑張るほど仕事だけ増える状態になります。
回避のコツ(最短)
- 領域×職場条件で「上がりやすい構造」に乗る(後述)
3) 体力的にきつく「定年までの絵」が描きにくい
移乗・立位介助・歩行練習など、身体を使う場面は避けられません。
30代後半〜40代でしんどさが増えやすいです。
回避のコツ(最短)
- “根性”ではなく負担を減らす設計へ(後述)
4) キャリアの選択肢が見えにくい
病院・老健・訪問・クリニック…職場は多いのに
「次に何を選べばいいか」が分からなくなりがちです。
回避のコツ(最短)
- 条件を3つに絞って、比較できる状態を作る
5) 自己投資コストが重い(学費・研修費など)
学費・教材・研修会・学会…。
お金も時間も使うのに、給与に直結しないと「割に合わない感」が強くなります。
回避のコツ(最短)
- 投資は「資格」より現場で使える強みに寄せる(後述)
6) サービス残業・業務過多が起きやすい
臨床以外に、記録・書類・会議・教育・係活動が積み上がりやすい。
結果、「頑張ってるのに生活が楽にならない」に直結します。
回避のコツ(最短)
- “業務の総量”が少ない職場へ(ICT・分業・ルール)
それでも理学療法士が“終わってない”理由(現実ベース)
ネガティブだけだと行動が止まります。希望ではなく現実です。
- 国家資格×高齢化で、需要が急に消えにくい
- 職場が多く、分岐点が多い(同じPTでも別ゲー)
- 経験者(30代)は、採用側から見て**“現場を回せる層”**になりやすい
つまり、詰む原因は「職業」より
選択肢を知らずに消耗する働き方です。
オワコン化しない生き残り戦略5選(30代経験者向け・具体例つき)
1) “稼げる領域”に寄せる(同じPTでも差が出る)
年収を上げたいなら、まず領域選びです。
ただし「高い=正解」ではなく、続けられる条件とセットで見ます。
比較表:領域選びの目安(30代向け)
| 選択肢 | 向いてる人 | 注意点(ここで詰みやすい) |
|---|---|---|
| 訪問 | 収入を上げたい/裁量が欲しい | 過密件数・移動地獄だと体が壊れる |
| 生活期(デイ等) | 長く働きたい/生活支援が得意 | 給与は職場差が大きい、役割が曖昧だと消耗 |
| クリニック | 生活リズム重視/残業を減らしたい | 教育・症例の幅、業務範囲(受付補助等)確認 |
| 病院(回復期等) | 臨床を深めたい/後輩育成したい | 書類・委員会が多い職場は“中堅潰し”になりがち |
ポイント
- 見るべきは「給与」だけじゃなく 残業・介助量・移動・書類・分業 です。
2) “体を壊さない設計”に変える(働き方の最適化)
長く働くなら、体力消耗を減らします。
具体例
- 介助量が多い部署 → 負担が軽い領域へ
- 訪問で過密 → 件数上限/移動時間/担当の組み方を確認
- 記録が地獄 → ICT・テンプレ・分業が整った職場へ
ここは根性論より、仕組みが勝ちます。
“ラクに続く環境”は正義です。
3) “選ばれる要素”を1つ作る(一点突破でOK)
供給が増えるほど「武器」が必要です。でも全部は無理でOK。
例(採用で刺さりやすい)
- 領域を絞る:呼吸/心臓/運動器/脳卒中 など
- 多職種連携:ケアマネ・看護との調整がうまい
- 説明力:家族説明が分かりやすい(クレーム予防になる)
コツ
- “資格”より現場で再現できる強みを言語化すると強いです。
4) “収入の柱”を増やす(副業は小さくでいい)
いきなり月10万を狙うと折れます。
まずは 月5,000円〜1万円 の成功体験でOK。
例
- ブログ(経験者の一次情報は価値がある)
- 監修・記事協力(医療系はニーズあり)
- 教育資料・セミナー資料の作成
- 非常勤を月1回だけ
副収入があると、
**「辞められない恐怖」**が小さくなります。
5) 転職は“逃げ”じゃなく“戦略”にする(30代は交渉しやすい)
失敗しやすい人:不満だけで転職先を決める
成功しやすい人:条件を絞り、比較して決める
成功パターン(これだけでOK)
- 条件を 3つに絞る(Must)
- 職場を 比較する(2〜3社/求人)
- 内部情報を取りに行く(残業・離職理由・人間関係)
今日から動ける:7日・30日・90日の行動プラン(テンプレ付き)
7日:迷いを言語化する(ここが最重要)
- 不満を4分類する:年収/時間/体力/人間関係
- Must条件を3つ書く(例)
- Must①:残業 月◯時間以内
- Must②:年収 ◯万円以上(手当込み)
- Must③:休み(週休2日・土日など)
- 求人を見て「相場」を知る(応募はまだ不要)
30日:比較できる状態を作る(情報収集)
- エージェント登録:2〜3社(比較が目的)
- 条件に合う求人を出してもらう
- 内部情報を質問して見極める
質問テンプレ(コピペOK)
- 残業の実態は?(平均◯分〜◯時間)
- 離職理由で多いのは?
- 人間関係トラブルは多い?(具体例が出るか)
- 分業・ICTはどの程度?記録負担は?
- 中堅(30代)が評価される仕組みはある?
90日:判断と交渉(転職してもしなくても強くなる)
- 見学・面談で「違和感」を潰す
- 条件交渉(年収・手当・働き方)
- 転職しない場合も、現職で交渉材料を得る(相場・求人票)
転職活動は「転職のため」だけじゃなく、
今の職場で損しないためにも使えます。
よくある質問(Q&A:30代経験者向け)
Q. 子育て中で時間がない。動けない…
まずは7日の作業だけでOKです。
「条件3つ」だけ決まると、迷いが減って行動が速くなります。
Q. 腰が限界。続けられる気がしない…
痛みを我慢するほど選択肢が減ります。
領域変更や職場変更で介助量・件数・移動を下げる設計が最優先です。
Q. 管理職を目指すべき?臨床を続けるべき?
正解は「あなたの価値観」です。
ただ、管理職は枠が少ないので、目指すなら早めに
「評価される環境(役職・制度がある)」へ寄せるのが現実的です。
Q. 転職って不安。登録したら断れない?
断れます。
登録=転職ではなく、比較して相場を知るための手段です。
【行動CTA】不安を小さくする最短ルート
ここまで読んで「このままだと消耗しそう…」と感じたなら、
最初の一歩はこれです。
“転職を決める”のではなく、まず「比較できる状態」を作る。
- 条件に合う求人を出してもらう
- 内部情報(残業・離職理由・雰囲気)を確認する
- 自分の市場価値(年収相場)を知る
マイクロコピー(抵抗感つぶし)
- 情報収集だけでOK
- 合わなければ断ってOK
- 1社だけだと偏るので2〜3社比較が安全
(ここに内部リンクを配置)
- → リハビリ職向け転職エージェント比較記事はこちら(内部リンク)
- → 30代経験者が失敗しない職場選びチェックリスト(内部リンク)
まとめ:不安は「情報」と「選択肢」で小さくできる
理学療法士がオワコンと言われるのは、
低年収・供給増・体力問題・業務過多などの“構造”があるからです。
でも、理学療法士は終わっていません。
終わらせるのは、何も変えずに消耗することです。
今日からできる最初の一歩はシンプルです。
- Must条件を3つに絞る
- 求人で相場を見る
- 2〜3社で比較して、選択肢を増やす
「いつでも動ける状態」を作るだけで、気持ちはかなり軽くなります。
