訪問リハビリってどんな仕事?理学療法士が転職前に知るべき仕事内容・年収・向いている人
「訪問リハビリってどんな仕事?」
「病院と何が違うの?」
「30代からでも転職できるの?」
こうした疑問を持つ理学療法士の方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、訪問リハビリは今後も需要が伸び続ける分野で、30代理学療法士の転職先として非常に有力です。
一方で、仕事内容や働き方をよく知らずに転職すると「思っていたのと違った…」と後悔するケースもあります。
この記事では、
理学療法士目線で訪問リハビリの仕事内容・1日の流れ・年収・向いている人・転職の注意点まで、まとめて解説します。
訪問リハビリとは?【訪問看護ステーションの仕事】
訪問リハビリとは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が利用者さんの自宅を訪問し、リハビリを提供するサービスです。
多くの場合、訪問看護ステーションに所属して働くことになります。
訪問看護ステーションに在籍する職種
- 看護師
- 理学療法士(PT)
- 作業療法士(OT)
- 言語聴覚士(ST)
理学療法士は、医師の指示書をもとに、
在宅生活を安全に、できるだけ長く続けるためのリハビリを行います。
訪問リハビリではどんな利用者を担当する?
訪問リハビリで関わる利用者さんは、病院よりも幅広いのが特徴です。
主な利用者像:
- 脳梗塞・脳出血後の後遺症がある方
- パーキンソン病などの神経難病
- 心不全・COPDなどの内部障害
- 骨折・人工関節術後で在宅復帰した高齢者
- がん末期・ターミナル期の方
回復期だけでなく、
維持期・終末期まで長く関わるケースも多く、
「生活をどう支えるか」という視点が重要になります。
訪問リハビリの仕事内容【理学療法士】
訪問時の主な業務
- バイタルチェック・体調確認
- 筋力・関節可動域・バランス評価
- 歩行訓練・移動動作訓練
- 立ち上がり、トイレ、入浴動作の練習
- 住宅環境の確認(段差・動線)
- 福祉用具・住宅改修のアドバイス
- 家族への介助指導
病院のような「訓練室」はありません。
生活そのものがリハビリの場になります。
訪問リハビリの1日の流れ(例)
1日の訪問件数:4〜6件が一般的
- 9:00 出勤・情報共有
- 9:30〜12:00 訪問(2〜3件)
- 12:00〜13:00 昼休憩
- 13:00〜17:00 訪問(2〜3件)
- 17:00〜18:00 記録・多職種連携
- 18:00 退勤
👉 病院勤務と比べて残業が少ない事業所が多いのも特徴です。
病院リハビリとの大きな違い
| 項目 | 病院 | 訪問リハビリ |
|---|---|---|
| リハ内容 | 機能訓練中心 | 生活動作中心 |
| 環境 | 設備が整っている | 自宅環境 |
| 関わり | リハ時間のみ | 生活全体 |
| 判断 | チームで相談 | 基本は単独 |
訪問リハビリでは、
理学療法士としての総合力・判断力が求められます。
訪問リハビリは未経験でも転職できる?
結論から言うと、
訪問リハビリは未経験でも転職可能です。
実際、訪問看護ステーションで働く理学療法士の多くが
- 病院
- 回復期リハビリテーション
- 介護老人保健施設
などから転職しています。
ただし重要なのは、事業所選びです。
未経験者が避けたい事業所の特徴:
- 同行訪問がほとんどない
- 相談できる体制が整っていない
- いきなり訪問件数が多い
👉 こうした内部事情は、求人票だけでは分かりません。
訪問リハビリの年収・給料は高い?
訪問リハビリは、病院より年収が高くなりやすい傾向があります。
理学療法士の年収目安
- 月給:28〜35万円
- 年収:400万〜600万円
- インセンティブ制度あり(訪問件数)
30代で
「年収を上げたい」「働き方を変えたい」
と考える理学療法士には、相性の良い分野です。
訪問リハビリで得られるやりがい・成長
利用者さんの生活に深く関われる
- 一人でトイレに行けるようになった
- 外出の機会が増えた
- 家族の介護負担が軽減した
生活の変化を実感できるのは訪問リハビリならではです。
理学療法士としての視野が広がる
- 状況判断力
- 多職種連携スキル
- 生活期リハの専門性
これらは、将来の管理職・キャリアアップにも直結します。
訪問リハビリ転職でよくある失敗例
よくある失敗が、
「条件だけ見て事業所を決めてしまう」ことです。
- 年収は高いが訪問件数が多すぎる
- フォロー体制がなく精神的にきつい
- 看護師との連携がうまくいかない
👉 こうした点は実際に働いてみないと分からない部分です。
訪問リハビリに転職するならエージェントを使うべき理由
訪問リハビリへの転職では、
訪問分野に強い転職エージェントの利用がほぼ必須です。
エージェントを使うメリット
- 内部事情を事前に教えてもらえる
- 年収・条件交渉を代行してくれる
- ブラック事業所を避けやすい
- 完全無料で使える
情報収集だけでも利用価値は十分あります。
まとめ|訪問リハビリは30代理学療法士の有力な転職先
訪問リハビリは、
- 今後も需要が伸び続ける
- 年収アップを狙える
- 理学療法士としての価値を発揮できる
働き方です。
「自分に向いているか知りたい」
「条件の良い訪問ステーションを知りたい」
そう思ったら、
訪問リハビリに強い転職エージェントに相談してみてください。
